先週の帰り道
野球で他府県の高校に進学したNくんから電話ありました。
「膝を曲げ伸ばしするだけで痛む 」とのこと
まず受傷状況を確認
「いつも通りの練習中にいつも通りに走った際に疼痛出現」
。。。これだけで痛めたとは考えにくい
両ひざを伸ばしてもらい左右差を確認してもらったところ
「痛い方のひざのお皿辺りが少し盛り上がり、少し熱があることが判明」
もう一度最近のひざの状態を確認
「やっとここで数週間前から少し痛くて温めていたことが判明」
どんなスポーツでも、繰り返し同じ動作をすることによってフォームを固めたり、技をみがいていきます。
その結果、限局して負担のかかる部分が出てきます。繰り返し動作によって微小な損傷が発生する場合があります。
この場合問題となるのが損傷が小さいうちに温めたり、シップによって痛みをごまかして治ったと勘違いしたところです。
徐々に悪化していることに気づかず、大きな痛みとなって機能障害が出てしまいました。
今回はスポーツによって起こりましたが日常生活、体操、エクササイズにおいても
繰り返し動作やパターン化したからだの動かし方、つかい方によってこのように痛めることがあります。
この前もお話しましたが痛みはからだからの何らかのサインです。
僅かな痛みだからといってシップなどでごまかさずにきちんと治しましょうね!
ちなみにNくんは他府県の高校で実際に診ることができないため、詳しく状態を確認した後、考えられる症状の説明をして処置方法指導いたしました。
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